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    それにしても品のないクルマですね。ルーフのラインのテンション等は奇麗なんですが、余計な要素を多く感じます。それにこのクルマのボディカラーは白かシルバーくらいしか似合わないんじゃないですか?赤なんか塗るとたちまちその醜悪さをさらけだしてしまいそうです。いろいろな色を消化出来ないデザインというのはやはり魅力が薄っぺらいのだと思わざるを得ません。また、ある雑誌でこのクルマが日本の古い街並をバックにした写真が掲載されていたのですが、風景に溶け込むどころか見事にブチ壊しだったことが印象深いですね。  
   

    私がまだ学生だった10数年前「天才たまご」なるコピーで華々しくデビューした初代。その丸いボディと横倒しエンジンによるフラットフロアの内装は、斬新でデザイン完成度も非常に高かったと鮮明に記憶している。ところがそれに対し現行モデルのつい目を背けたくなる程の幼稚さたるやいかに。大味且つヤンキー顔/重たく野暮なインパネコンソール/カスタマイズかと錯覚してしまう程の唐突なヒップアップライン/もはや”たまご”とは縁遠い、鈍なたたずまいに変貌を遂げてしまった。先代コンセプトの秀逸さを正当進化させていれば、より今の時代にマッチしたスタイリッシュ且つ品のあるまとめが他にもあったろうと思う。  
   

    さすがにメーカー主力のミニバンだけあって、レーダークルーズコントロール、ビークル・スタビリティ・コントロール、トラクションコントロール、ブラインドコーナーモニターと最新のテクノロジーを、いたれりつくせりの装備・バリエーションには驚かせられます。個人的には、どこまでテクノロジーに頼って運転するのが快適なのか?返って人間本来の操作感覚、楽しさを退化させてしまうのでは?とも疑問に思ってしまう部分もあります。ただカタログデータを見る限り1boxにココまでと脱帽です。ハイブリッドシステムにいたっては1,8tの車が10.15モードで18.6km/L、大型車にこそハイブリットのメリットが大きいのではと、うなずけます。スタイルに関しては、もはや卵型の斬新さも見慣れたもので正直、目新しさを感じませんし気になるような造型ラインも感じ得ません。ただCd値を見ると、この大きさで0.30なんですよね。ここでもデータで驚かせられます。超個人的にはこの手の1boxカーは大きすぎて合格点的には思えるのですが、どうしても細かいディティールまで興味が湧けません。  
   

    いいデザインだと思います。 あんなにボッテリした車体なのに、しつこくない。 それは、後部ドア脇にある、ちょっとした凹凸とかフロントガラス部分の傾斜のキツさとか。 様々な要素はありますよね。この車、私は好きです。 コストパフォーマンスもいいですよね。
話しは変わりますが、私はこのHPに参加させて頂いて、日本の車のデザインって意外とダサイんだなぁと痛感しました。私は今まで車は排気量とか、色とか全部の車に共通してる事だけ気にしていました。 でも、ずっと乗れる車ってなんだろうって考えた時に……ね、でしょ? 車は高価だから、一生に何台も変えられません。 だからこそ、一生乗れる様なステキな車に巡り会いたいですよね。